《MUMEI》

おむすび「ウヒヒヒヒィ〜…。」



バタ子の声に反応したのか、おむすびマンはゆっくりとバタ子の方へ顔を向けた…。



バタ子「ヒ!ヒィッ!!!」



バタ子は彼の顔を見るや、思わず腰を抜かして、その場に尻餅をついた!




おむすびマンは、涙を流していた…。





真っ赤な血の涙を…。





その涙の源である両の眼には…





眼球を刳り貫かれた後の、真っ暗な空洞だけが、ポッカリと開いているだけだった。




おむすびマンは、焦点も定まらないまま、失った目でバタ子を見つめていた…!



バタ子「ギャアアアアアアアーッ!!!!」



バタ子は悲鳴をあげ、失禁した。



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