《MUMEI》 長々と開会式を終えて、 やっと第一回戦が始まった。 まずは一回戦A組から。 そして試合終了後に15分の間が入り、 続いてB組が試合を行う。 第1開戦の組はA〜Vまで。 俺のチームの組はD組。 当日の夕刻にプレイすることになる。 その間は各自調整で、 筋トレしたり、 ストレッチしたり、 アップしたりと様々だ。 俺はこの時間を利用して、 ストレッチをしながら今行われている試合を観察することにした。 冷静に他チームを分析する力を養うためだ。 ベンチコートを着て、 軽く空いているスペースでジョギングする。 そして青々と、美味しげっている芝生の上に腰を下ろした。 前へ |次へ |
作品目次へ 感想掲示板へ 携帯小説検索(ランキング)へ 栞の一覧へ この小説は無銘文庫を利用して執筆されています。無銘文庫は誰でも作家になれる無料の携帯・スマートフォン小説サイトです! 新規作家登録する 無銘文庫 |