《MUMEI》

A常務「彼(カレーパンマン)に責任はありません…。


…私がもっと早く内部告発者の正体に確信を得ていたら、こんな事にはならなかった筈です。


…全ての責任は私にあります…。」



K部長「いえ、そもそも私が…」



三銃士の残された二人は、互いを被うように……自らを責めるように、責任を引っ張りあった。



J社長「ふっ…。」



ジャムおじさんは、そんな二人の姿に軽い笑みを洩らした。



J社長「もういいんじゃよ…。二人とも…。


…元々は儂の身から出た錆びじゃ…。」



ジャムおじさんは寂しく呟くと、社長の椅子から立ち上がり二人に背を向けるようにして窓辺に佇んだ…。

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