《MUMEI》
生徒会寮でミーティング6
神澤はともかく、成瀬先輩のあの反応…


絶対、ろくな事じゃねー


「成瀬先輩、もう終わり…」

「おい、成瀬」

「は、はい!」


『終わりなんですか』と確認したかったんだけどな〜


「お前は、中等部と一緒に出てけ」

「えぇ!?」

「それで、変態と連絡取れ」

「えええぇ!?」


泣きそうな成瀬先輩


「『生徒会寮にも生徒会室にも出入り禁止でいいなら、補佐として認めてやる』そう、伝えろ」

「そ、それでどうやって補佐を?」

「バカだねー今は携帯やパソコンあるだろ。

携帯で指示出して、自室のパソコンで作業させるん…だろ?」

「あぁ」

「その手があったあ!わかりました!交渉します」


成瀬先輩は嬉しそうに会議室を出ていった


結構いい案だとは思うけど、相手は変態…


成瀬先輩、ファイト!


「じゃあ、こっからが本題だな」


…俺も、ファイト!


いつの間にか、中等部生徒会役員とその補佐はいなくなっていた


広い会議室は、出入り口が二つあったようだ


「そ、そういえば、中等部生徒会顧問は誰なんだ?」


とりあえず、気になった事を質問してみた

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