《MUMEI》

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しかし、清水君はお構いなしに、わたしの両手首を片手で押さえ付けると、

空いている手で、わたしの制服のブラウスのボタンを外し始めた。


「…やだッ!?やめてよッ!!」


身体をねじって抵抗してみたがムダだった。あっという間にブラウスのボタンが外され、レースが施されたブラに包まれた胸が露わになる。

清水君は興奮してきたようで、顔を赤くし、息も不規則になる。

わたしは怖くて、怖くて、パニックになり、じわっと涙が込み上げてきた。



………マジで、ヤられちゃうの??

こんなところで、好きでもないヤツに??



清水君の手が、ブラ越しにわたしの胸をむんずと掴む。


あまりの恐ろしさに、悲鳴すら出ない…。


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