《MUMEI》 ∴・∵・∴・∵・∴・∵・∴・∵・∴・∵・ 食パンマンの腕のなかで、妖しい笑みを湛えた唇が告げた、バイキンマンの商談の相手――… ドキン『…ソ連崩壊以降に急成長を遂げたマフィア…。 “ボルシチェンコ・ピロシキエフ”よ…。』 食パン『僕も、旧共産圏で暗躍するマフィアの話を聞いたことがある…。 欧州諸国や日本のヤクザ向けに、麻薬や拳銃の密売を手がける組織だな…。』 ドキン『そう…。他にも人間の臓器の売買にも手を染めてるのよ…。 一旦そこに売られた人間は、小さな子供だろうと食肉みたいに捌かれてくわ…。 バイキン組の債務者は、最終的には切り刻まれて、そこにキロ単価で売られてくのよ…。』 ∴・∵・∴・∵・∴・∵・∴・∵・∴・∵・ 前へ |次へ |
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