《MUMEI》
俺様バ会長3
「馬鹿だな、お前」


バ会長に馬鹿って言われた…


かなり、ムカつく


「高橋君。あのバ会長は、性欲の塊なんですよ」

「つまり、絶倫」

「ハァ…」


説明してくれるのは嬉しいけど


黒崎先生も今普通に『バ会長』って言ったよな?


「おい、黒崎!」


あぁほら、バ会長、怒ってるし


「え?今私何か怒らせる事言いました? じゃあ会長が、高橋君にわかりやすいようにきちんと説明してくださいますか?」

「…今回だけ、許してやる」


どんだけ面倒くさがりなんだよ、会長


「では、説明しますね」


黒崎先生はにっこり微笑んだ


「会長の性欲は一人の人間が受け止めるには、あまりにも大きすぎるんです。

一晩で相手が次の日動けなくなる事もあります

それなのに、本人は毎日、下手すると朝・昼・夜としたがるんです」

「サルだよね」

「最近は、…夜と朝だけだ」


いや、でも毎日だろ?


「少しくらい我慢…」

「できません」

「無理だね」

「何でしなくちゃいけない」


…できねーんだな


「だったら一人で処理すれば?」

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