《MUMEI》

J社長「そうか!よく決心してくれた!


…ありがとう!…ありがとう、カレーパンマン…!」



ジャムおじさんは、そんな心情を酌むこともなく、カレーパンマンの手を握って上下に揺さぶった。



K部長「は…ぃ…。


…会社のために…


…この“命”を…


…使ってくださぃ…。」



カレーパンマンは、瞬きもせず…



デク人形のように虚ろな表情のまま答えるだけだった。



もしかすると催眠術にでも掛ったような心理状態だったのかもしれない…。

前へ |次へ


作品目次へ
感想掲示板へ
携帯小説検索(ランキング)へ
栞の一覧へ
この小説は無銘文庫を利用して執筆されています。無銘文庫は誰でも作家になれる無料の携帯・スマートフォン小説サイトです!
新規作家登録する

携帯小説の
無銘文庫