《MUMEI》 平和な夕食?夕食の時間 食堂個室にいたのは、昨日と変わらぬメンバーだった …平和だ 平和だ 平和だー! 平和が一番だ!! 皐月はともかく、生徒会と変態のいないこの状況にがかなり嬉しかった ちなみに、何故変態が食堂個室に来ないのかというと 変態は偏食家で、基本サプリメントで食事を済ますらしい あと、食事を残した時に、渚さんといろいろあったらしく トラウマになっていると、虎之介先輩が教えてくれた 「あいつなら、説教超喜びそうなのに」 何しろ変態ドMだから 「…まぁ、いろいろあったんだろ。観音寺さんは、最強だから」 虎之介先輩は、どこか遠い目をしていた 他の先輩達も、深く何度も頷いていた 噂しか聞いた事がないという、俺以外の一年生三人は、やっぱり…というような顔をしていた コンコン 「失礼致します。空いた器をお下げします」 あ、噂をすれば渚さんだ 渚さんが登場すると 何故か、俺以外の皆の表情が僅かにこわばっていた それは本当に、わかるかわからないかの違いだったのだが… 前へ |次へ |
作品目次へ 感想掲示板へ 携帯小説検索(ランキング)へ 栞の一覧へ この小説は無銘文庫を利用して執筆されています。無銘文庫は誰でも作家になれる無料の携帯・スマートフォン小説サイトです! 新規作家登録する 無銘文庫 |