《MUMEI》
走馬灯
K部長「……。」



カレーパンマンは、死のダイブに向けて心を落ち着かせようと、そっと目を閉じる。



すると―――…



真っ暗な視野のなか…



今しがた見つめていた、待ち受け画面に輝いていた愛娘の笑顔が、瞼の裏に蘇ってきた。



(カレーパンナ………。)



父は心のなかで娘の名を呼び、想像のなかで娘を抱きしめ、その幼髪に頬をすり寄せた…。



不意に心に訪れる幸福の思い出とともに――…。



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