《MUMEI》 A常務「は?…今なんと言った? …よく聴こえなかったが……。」 アンパンマンは眉をひそめて問い唯す。 すると―――… K部長「私には……できない…。 …こんなこと………!」 カレーパンマンは、今度は社長と常務にも聞こえるようなハッキリとした口調で言い放った。 ―――… キリリッ …。 アンパンマンの奥歯が軽く軋む…。 その胸中では、仏心をかけて家族の声を聞かせたことへの後悔が渦巻いていた。 J社長「…カレーパンマン… い・い・い・今更そんな…! わが社の未来が賭かっているんだよ…!」 ジャムおじさんは土壇場で心変わりした部下の言動に、オロオロとうろたえるだけだった。 前へ |次へ |
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