《MUMEI》

「今日、泊まってく。」

突然だなマロージャー。


「クリスマスなのに泊まるとは……別居?」

つい口に出してしまい二郎に睨まれた。


「妻は今、子供達と父母とハワイだ。」

え?冗談だったのに。


「……呑もうか。呑もう!」

マロージャーが不憫になってきた。


「捨てられたんじゃないんだからな!
たまたま、妻が先に行きたいだけで二日後には追い付くんだからな!」


「まあまあまあ、呑みなさい。」

コップに注いでやる。


「哀れむような目で見るな!」

あら、顔に出てた?

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