《MUMEI》
クーとライトの会話
「そういえば、女の子を拾ったらしいな」

「…キセノン、からですか?」

「たまたま、今朝会った時にな。

心配しなくても、言いふらしたりはせんよ」

「ありがとうございます」
「話が聞こえないんだけど!」


小声で話すクーとライトに、オゾンがキレた。


「ごめんごめん。そういえば、この前アルゴンがね…」


クーはすぐにオゾンが喜びそうな、アルゴンの面白おかしい失敗談を語り始めた。


基本、どこか抜けているアルゴンは、エアーが来る前から一日一回は何か失敗するから、ネタに困る事はなく


すぐにオゾンはそちらに夢中になった。


キセノンが知ったら喜ぶじゃろうな


娘とコミュニケーションが少ないライトは、アルゴンをネタに話をしようと、その場でメモをとっていた。


楽しそうな三人は気付かない。


監視カメラをチェックするグリーン博士と





グリーン博士とは違う部屋で、同じ事をしている


社長に…

前へ |次へ


作品目次へ
感想掲示板へ
携帯小説検索(ランキング)へ
栞の一覧へ
この小説は無銘文庫を利用して執筆されています。無銘文庫は誰でも作家になれる無料の携帯・スマートフォン小説サイトです!
新規作家登録する

携帯小説の
無銘文庫