《MUMEI》
※タイトル未定
「うわっ…
村木さん1位かよ…」


「すげ…」


「あの人は市民体でも市内リーグでも活躍してたし、
練習試合もむちゃくちゃ止めるからな…」


「いつの間にか有名になってたんだね。」


「カッコいいしね。」


「俺たちのディフェンスが下手な分あの人には助けてもらってるしな。」


「カッコいいよね。」


「だぁ〜!!
うるせ〜よ佑香!!
お前昨日からそればっか!!」


「だって村木先輩カッコいいんだもん。」


「つ〜か何で俺入ってないんだよ!!
そこそこやってるだろ!!」



























あくまでも予想でしかないが、


ここに名の上がった選手たちはやはり上手い。


ベストセブンを予想する、


と言われ、


名の上がった選手たちは喜んでいた。


が、


クロはそうなれば実名を挙げられようとも批判は来ないであろう、


というところまでを予測し、


ベストセブン予想と称して情報を集めていた。



























「ねぇ?」


「ん?」


「両サイドの1位になってる人の名字一緒だけど…」


「あぁ。
要兄弟だろ。
有名な秀皇のサイドだよ。」

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