《MUMEI》
マイワールド
世はイマジネーションに溢れている。
想像できるものは実現できるのだと、かの有名人も言っていた。

ぴかぴかと瞬くこの場所に名を残したくて、この世界に入った。
爺を見ていたから、覚悟はできていたつもりだった。しかし現実は、ケツの青いガキの決心なんか一瞬にして吹き飛ばす。
隅々まで切り詰めてここまでやってきた。上昇、安定とどんなに褒められようと、寝ても覚めても浮かぶのは、

我がベルカワールドのことばかり。

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