《MUMEI》

「くはははは!!


面白いね〜!!


いいな〜若いって。」



そう言うと春奈はリビングを後にした。



「あれ!?
お姉さんは飯食わないんすか!?」



「あ、姉ちゃんはいっつも飯の前に風呂入る人だから。」



「ごちそうさまでしたぁ。」
「ごちそうさまでしたぁ。」
「したぁ。」



ガタガタッ…



一斉に席を立つ3人のサイヤ人。



「ちょ待たんかいッ!!」



恭介が呼び止めるも、



3人はダッシュでリビングから消えた。



「お前らッ!!!」



3人を追い掛けようとする恭介。


が、



「待ちなさい恭介!!
まだご飯残ってるでしょ!!」



「そんなこと言ってる場合じゃね〜だろッ!!」



「いい恭介?
お米一粒作るのにもね…」



「お前自分の娘が覗かれてもい〜のかよッ!!」

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