《MUMEI》 まるで生き物の様に 口内を掻き回す昌也 の舌が、歯列を這い 唾液を貪り舌を絡ま せる。 『これが、ディープ キスね?覚えた?』 唇を離して、僕の耳 元に囁く昌也。 『はっん…なっんで こんな…する…の? 昌っ…也っっ?』 息も絶え絶えに、聞 けば…… 『何で?』 頬を両手で包まれて 哀しげな瞳で僕を見 る。 『判らないの、和樹 ?』 その言葉に頷けば… 意味深に笑い、再び 深く激しく唇を奪わ れて…… 『じゃあ和樹が、ち ゃんと判る迄……』 『??』 『教えてあげるね?』 ……END…… 前へ |次へ |
作品目次へ 感想掲示板へ 携帯小説検索(ランキング)へ 栞の一覧へ この小説は無銘文庫を利用して執筆されています。無銘文庫は誰でも作家になれる無料の携帯・スマートフォン小説サイトです! 新規作家登録する 無銘文庫 |