《MUMEI》 ―――…その時!! ――… ビスッ!ビスッ!… ザッパーン! 二つの軽い炸裂音の後、何かが海面に落ちる音が聞こえた。 ――… タンッ!タァーン!! 遅れて響く銃声に、辺りの空気が一変する! バイ菌「なにィ!?」 バイキンマンが振り返ると、漁船の甲板で見張りに立っていた かびるんるん2号の姿が忽然と消えていた。 それだけではない…。 漁船の操舵室の窓には、蜘蛛の巣状のひび割れが走り、そこに待機していた筈のかびるんるん1号の姿も無くなっていた。 その代わりに――… 操舵室の窓や内壁は、真っ赤な血しぶきに染まっていた! 前へ |次へ |
作品目次へ 感想掲示板へ 携帯小説検索(ランキング)へ 栞の一覧へ この小説は無銘文庫を利用して執筆されています。無銘文庫は誰でも作家になれる無料の携帯・スマートフォン小説サイトです! 新規作家登録する 無銘文庫 |