《MUMEI》
｢初戦は!?｣



｢シードだからわかんね…｣



｢東雲か西条だな。｣



｢聖龍とは決勝まで当たんない組み合わせなんだな。｣



｢反対ブロックは聖龍か海南が堅いだろうな。｣



｢順調に行けばどっちかと決勝か…｣



｢となるとやっぱ最大の山場は秀皇っすね。｣



｢つ〜かさ？
この前の秀皇がベストメンバーじゃなかったってマジなの？｣



｢マジですよ。


両サイドの要兄弟がいなかったすもん。


ね？


クロさん。｣



｢ん？


うん。


しかも秀皇はスタメンが1人変わったらしい。｣



｢え？それは知らなかった。｣



｢市原って1年。
今年No.1ルーキーって騒がれてるやつ。｣



｢市原!?｣



｢知ってんの椎名？｣



｢むちゃくちゃ有名すよ!!
あいつ秀皇に入ってたのか…｣













トーナメント表を見た選手たち。


いよいよなのか…


と、


緊張感が漂っていた。













｢んじゃ、
今日は解散ね。｣



｢お疲れしたｯ!!!｣

前へ |次へ
作品目次へ
感想掲示板へ
携帯小説検索(ランキング)へ
栞の一覧へ
この小説は無銘文庫を利用して執筆されています。無銘文庫は誰でも作家になれる無料の携帯・スマートフォン小説サイトです!
新規作家登録する
携帯小説の
無銘文庫