《MUMEI》

『あの日、ワタシは
女の子タチの質問責
めにウンザリでした
で、逃げる為にこの
木の上に登ったのデ
ース!』


『ほぅ、それで?』


『そしたら、女の子
タチ、ワタシに気付
かずに、木の下でお
喋り始めたデス。』


『うん、それで?』


…あ〜あ、折角期待
してたのに、残念ね

…ホントホント!英
国貴族の血なんてホ
ントに入ってるの?

…まるで日本人じゃ
ない?ハーフって普
通、金髪碧眼を想像
しちゃうよね?


聞くとは無しに聞こ
えて来た会話。


『ワタシ、イングラ
ンドでもダディに似
ていなくて残念言わ
れました、まるで日
本人だと…だから、
日本へ来れば歓迎さ
れる思ってマシタ。
でも違ってた、少し
ショック受けてまし
た。』

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