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《MUMEI》 ｻﾞﾜ… ｢何か…流れ悪くない？｣ ｻﾞﾜ… ｢大丈夫…ですかね？｣ ｻﾞﾜ… ｢…ま､大丈夫と言えば大丈夫じゃない？｣ ｻﾞﾜ… ｢恭介くんそんな気になる言い方しないでよ!!｣ ｻﾞﾜ… ｢十中八九この試合は勝つ。｣ ｻﾞﾜ… ｢だよね!? 良かったあ…｣ ｻﾞﾜ… (この試合は…な。) … 次第に悪くなって来た試合の流れ。 その原因に気付き始めていたのは、 ヤマト､恭介。 そしてクロの3人であった。 他校の選手たちから見れば、 『流れが悪いだけ。』 『赤高も大したことない。』 という感じで見えていただろう。 しかし、 今赤高が陥っている現象に気付く事ができたのは、 『高校を卒業した』 者だけであった。 前へ |次へ |
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