《MUMEI》

だが、その時―――…




カツ丼「いいや……まだだ……。


…まだ罰を受けなくてはならない男達がいる…。」



唸るように呟く兄……カツ丼マンは、畳に置かれた新聞を睨みつける。




『ジャム食品、産地偽装疑惑』



新聞にはそんな見出しとともに、一枚の写真が掲載されていた。



先日の謝罪会見の模様を写したその写真には――…




カツ丼マンの雇い主である老人の姿があった――…!



            :
            :



*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=

前へ |次へ


作品目次へ
感想掲示板へ
携帯小説検索(ランキング)へ
栞の一覧へ
この小説は無銘文庫を利用して執筆されています。無銘文庫は誰でも作家になれる無料の携帯・スマートフォン小説サイトです!
新規作家登録する

携帯小説の
無銘文庫