《MUMEI》

星野との話を終え、


観客席へと戻るクロ。


コートでは既に試合が始まっており、


その試合へと注目が集まっていた。



「お疲れ。」



「ホンット疲れたわ。」



「最後は良かったけど、
イマイチの内容だったからな。」



「ね!!
マジでシードじゃなかったら消えてたかもね。」



「たはは。」



「あ!!そうだクロ?」



「ん?」



「さっき千葉から電話来たんだけどさ、」



「うん。」



「聖龍。
57対6で圧勝だと。」



「はぁ?


余裕ですね王者は。


相手どこだっけ?」



「楊子館。」



「まぁそんなもんか…
千葉たちは?」



「まだだと。
次の次くらいに試合だって。」



「相手は?」



「塚咲。」



「あぁ…
まぁ海南なら問題ないだろね。」



「だろ〜な。」



恭介が千葉から聞いた県営武道館での試合結果を聞くクロとヤマト。



「ちょっと!!
見なくてい〜の?」



美紀がクロを呼ぶ。



「そかそか。」



会場では市立工業高校と青山商業高校の試合が行われている。


この試合の勝者こそが、


明日に控える三回戦の相手である。



「つ〜か美紀。
お疲れさまは?」



「あ〜、お疲れ。」



(冷たい…)

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