《MUMEI》 小むすびマンは、考えうる最悪の結果から目を背けるように、次なるキーワードの謎解きにかかる――…。 ――…“T物産・社長” ――…“苫小牧港” 小むすび「…何のことだろう…? …たしか……最近どっかで聞いたような気もするけど…。」 その漠然とした記憶を辿ると、テレビのニュースや新聞記事といった情報源が頭に思い描かれた。 小むすびマンは、直ぐ様パソコンに向き合った。 ―――… カタカタカタカタッ! 音声記録にあった二つのキーワードを元に、インターネット検索を試みる。 すると、すぐに数万件もの検索結果が返ってきた。 小むすび「あった。これだ…。」 検索結果の中からアクセス数の多いものをかい摘んでみると、どれも最近のニュースサイトの記事だった。 前へ |次へ |
作品目次へ 感想掲示板へ 携帯小説検索(ランキング)へ 栞の一覧へ この小説は無銘文庫を利用して執筆されています。無銘文庫は誰でも作家になれる無料の携帯・スマートフォン小説サイトです! 新規作家登録する 無銘文庫 |