《MUMEI》

小むすびマンは確信を得ると、音声記録をUSBメモリーに保存する。



そして薄い上着一枚だけを羽織ると、ノートPCとUSBメモリーを持って家を飛び出した…!



小むすび「待っててね!父さん!


今、助けてあげるからね!」



小むすびマンは冬空の下、白い息を吐きながら坂道を駆け降りていった!




しかし―――…




小むすびマンが信じる父親の無事は…




後に叶わぬ願いとなって散りゆくことを…




この時の小むすびマンは、まだ知る由も無かった――…。



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