《MUMEI》
sin
piririri!!piririri!!














「…はい?」



「あ〜もしもし?猪狩?」



「そうだけど?」



「え〜っとね。連絡網!!」



「あ?何?」



「今日ハンド部が試合だったんだって。」



「…で?」



「うん。


でさ、


明日準々決勝なんだって。」



「…あぁ。」



「ウチの学校は運動部が準々決勝まで進んだ場合全校応援なんだって。」



「知ってる。」



「だから〜、


明日は休みだけど朝9時に学校集合して、


バスで移動してから応援だって。」



「…そか。」



「もし勝ったら準決勝の応援もあるから昼飯持参だって〜。」



「…あ〜。」



「んじゃ俺伝えたから。
ちゃんと回せよ。」



「…あ〜。」



「んじゃな。」













ブチッ。














ツー…ツー…













(応援…ね…)

前へ |次へ


作品目次へ
感想掲示板へ
携帯小説検索(ランキング)へ
栞の一覧へ
この小説は無銘文庫を利用して執筆されています。無銘文庫は誰でも作家になれる無料の携帯・スマートフォン小説サイトです!
新規作家登録する

携帯小説の
無銘文庫