《MUMEI》 食パン「ハッハッハ! …私としたことが、みっともない…(笑) カレーパンマンが死んだことで、すっかり気が動転してしまった…(笑) …ハ〜ッハッハ!」 食パンマンは、腹を抱えて笑い続ける。 その涼しげな瞳の奥には、やがてドス黒い野望が渦巻いてゆく――… (バイキン組という駒を失ったジャム食品など、恐れるに足りない。 だったら私が握っているジャム食品の秘密は、ヤツらにとってのウイークポイントになる筈――…。 …これは使える!!) 食パンマンは横断歩道の途中で立ち止まったまま、卑しく樮笑んでいた――…。 前へ |次へ |
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