《MUMEI》

(バイキン組がいなければ、ジャム食品の連中は私を探し出すこともままならない筈…。


私は適当な場所に身を隠しているだけでいい…。


このネタを元に、割増の退職金としてヤツらから搾取させてもえば、あとは悠々自適な老後が待っている…。)



腹黒い思案に口元を弛ませる食パンマン――…



食パン「クククク…。


…ハッハッハッ!


…ハ〜ッハッハッハッハッ!!」



馬鹿笑いを堪えきれない食パンマンがいた――…。



その横顔を照らしていた青碧色の光の点滅は、いつしか赤い光へと変わっていた。





その光は―――…





…歩行者用の信号機だった!!

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