《MUMEI》

A常務「はい。おそらく乗っていた人物は、既にこの世にいないと考えるのが自然でしょうね…。」



アンパンマンは軽く溜め息をついて、首を横に振った。



J社長「そうか…。


…バイキンマンは死んだか……。」



ジャムおじさんも途方に暮れた様子で、椅子の背もたれに深く身を沈めた。




この二人の男達がバイキンマンに依頼しようとする事由――…




それは会社の裏事情を握られたまま袂を別つことになった元盟友――…





…食パンマンの抹殺だった。

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