《MUMEI》 「バカたれ。 まだ3分なのにいきなりファールしてんじゃね〜よ。」 キッ…!! 未來は千葉を睨む。 「おめぇがいちいち俺にうるさいからだろ〜がッ!!!!」 「え?俺何か言った?」 千葉は首をかしげる。 「気になるんだよッ!! プレー中は俺の名前呼ぶなッ!! 少なくともディフェンスん時はッ!!」 未來は必死である。 「わ…わかった…」 涙目の未來に押し切られる千葉。 (何で泣きそうなんだよ…) (くそ〜... 全校生徒の前で恥かいた…) … ザワ… 「3分でファールは早すぎだな。」 ザワ… 「ハンドは2ファールで退場だからね〜。」 ザワ… 「2分だけどな。」 ザワ… 「でもね〜...」 … 「ピッ!!!」 7メートルスロー。 シュートを打つ北農エース45の選手。 「ナイッシューッ!!!!!」 2対2。 「取り返すぞぃ!!」 中央ラインに走って向かう未來。 (お前の責任だろ。) 前へ |次へ |
作品目次へ 感想掲示板へ 携帯小説検索(ランキング)へ 栞の一覧へ この小説は無銘文庫を利用して執筆されています。無銘文庫は誰でも作家になれる無料の携帯・スマートフォン小説サイトです! 新規作家登録する 無銘文庫 |