《MUMEI》 ザワ… 「下手投げ…」 ザワ… 「あれは卑怯だわ。」 ザワ… 「滞空時間も長い。」 ザワ… 「そりゃ観客も興奮するわな。」 ザワ… 「成長早いなぁ〜未來は。」 … 「…っしゃいッ!!」 バチンッ!! 未來と千葉がハイタッチ。 「あっ…お前バカ…」 「やべやべ…」 お互いの両面テープがくっつき、 「ん〜ッ!!!」 ベリッ!! 必死に剥がす。 「っしゃあ守んぞッ!!」 「おぅッ!!!!!!」 「ピッ!!」 「1本行くぞッ!!」 「おぅッ!!!!!!」 … ザワ… 「どっちもまだ乗り切れてないな。」 ザワ… 「動きは7・3で海南なんだけどなぁ…」 ザワ… 「まだ試合始まったばっかだからしょうがないけど…」 ザワ… 「甘いな阿久津。 北農レベルが相手だからこそ早めに叩く必要があんだよ。」 ザワ… 「うぅ…ゴメン井川…」 ザワ… … 先の試合を終えたばかりの聖龍も、 この試合に注目していた。 この試合の勝者が聖龍高校と準決を行う。 聖龍は十中八九海南が勝つであろうと考えている為、 偵察も海南を中心に行っていた。 前へ |次へ |
作品目次へ 感想掲示板へ 携帯小説検索(ランキング)へ 栞の一覧へ この小説は無銘文庫を利用して執筆されています。無銘文庫は誰でも作家になれる無料の携帯・スマートフォン小説サイトです! 新規作家登録する 無銘文庫 |