|
《MUMEI》 入学式12風紀委員長の言葉に、綾小路先輩の隣に相羽先輩が 桜小路さんの隣に聖が て、聖のヤツ、もう腕組んだりしてるし！ 桜小路さん、赤くなってるし 出来立てカップルみてーなんだけど！? セフレはいーのか、聖！ 聖はただニコニコしてるだけで 何となく、だけど アイツ… ゼッテー何も考えてねー！ それに、アイツの相手って事は 森に、付き合わされる可能性あるって事、だよな チラッと、桜小路さんを見る 確かに、運動神経ありそーだけど だけど！ あれは生粋のお嬢様だから森は無理だろ！ 「何百面相してるんだ?」 「あー、聖、何も考えてなさそうだなと」 「あぁ…て、お前、橋詰は名前で呼んでるんだな」 「皐月と和彦も呼んでるけど?」 何で機嫌ワリーんだ?鳳凰寺 「その真中君…いないね」 「え?」 相楽の言葉に皐月の姿を探す 同じステージ上にいても、生徒会と風紀委員会は微妙に離れていて お互い横一列だから、さっきから委員長の紹介がある度に、俺達はさりげなく見える位置に移動していた <一年風紀補佐の真中君は、今日は欠席です> 前へ |次へ |
|
作品目次へ 感想掲示板へ 携帯小説検索(ランキング)へ 栞の一覧へ この小説は無銘文庫を利用して執筆されています。無銘文庫は誰でも作家になれる無料の携帯・スマートフォン小説サイトです! 新規作家登録する 無銘文庫 |