《MUMEI》 千葉はトップスピードのままディフェンスに突っ込む。 「カバーッ!!!!!」 叫ぶディフェンス。 3枚目が2枚目のカバーに走った。 しかし、 キュッ…!! (なっ…) 千葉は足を止める。 そして… ふわっ… 未來へのスカイパスを出した。 ダッ…!! 跳ぶ未來。 会場中が息を飲む。 バンッ… バンバン… しかし… … ザワ… 「うわぁぁぁぁぁッ!!!!!!!」 ザワ… 「取れないッ!!!!!!」 ザワ… 「未來ぃぃぃぃぃッ!!!!!!!」 ザワ… … 無情にも未來はパスを取れない。 千葉。 痛恨のパスミスであった。 「速攻だッ!!!!!」 走る北農右サイド。 先のプレーと同様に未來は戻れない。 バスッ!!!!! 「ナイッシューッ!!!!!!」 海南。 さらにカウンターを受け、 スコアは15対13。 とうとう2点差にまで詰め寄られる。 最悪の状況である。 前へ |次へ |
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