《MUMEI》

「何なんだよ…あいつ…」


星羅は地面に落ちていた空き缶を踏み潰した。


あぁイライラする…


何が楽しいですか?
だよって
楽しいに
決まってんだろ…
楽しいに…


本当に楽しいのか?
人を蹴って
金を奪って
本当に
楽しいことなのか…?


もう
分かんなくなってきた


あいつのせいで…


バイト出来るって
ことは
童顔のくせして
私より年上なんだな…


星羅はモヤモヤしたまま、家へと向かって歩き出した。

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