《MUMEI》 キュキュッ!! 「ナイスインッ!!」 バスッ!! 「ナイッシューッ!!」 コートではまだアップが行われている。 「頑張れよユキヒロぉッ!!!」 観客席からチラホラ応援が聞こえていた。 「お〜、 また随分集まったな。」 観客席を見た峰田が呟く。 「ふふふ… こういう場面でこそ俺は力を発揮するんだぜ…」 沖がニヤけながら呟く。 「ギャグの力か?」 「ミスは勘弁ですよ。」 ユキヒロ、 椎名が冷静に突っ込む。 「おぉぉぉいッ!!!! 違う違う!! 理解してちゃんと〜!!」 … ザワ… 「勝てるかな?」 美紀がヤマトに聞く。 ザワ… 「知らね。 まぁ、相手のレベルは昨日より高いことは間違いない。」 ザワ… 「大丈夫かなぁ…」 美紀と理紗が心配そうに顔を合わせる。 ザワ… … オフィシャルの時計が5分を切る。 パンッ!! 「よしッ!!集合ッ!!」 両手を合わせ選手たちを集めるクロ。 「集合ッ!!」 ユキヒロが叫ぶ。 「おぅッ!!!!!!!」 クロを中心に集まる選手たち。 前へ |次へ |
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