《MUMEI》

〜・*・〜・*・〜〜・*・〜・*・〜〜・*・〜・*・〜


練習試合から既に一時間間が過ぎようとしていた。


閑散したサッカーコートの中で、
一つの声だけが寂しく響いている。


コートのある四隅に大の字で寝転がる3人。


その中の一人が語っていた。


他の2人は黙ってその1人の話に聞き入っている。


そう、賢史が忘れもしない、
今でも鮮明に思い出すことの出来る、
あの出来事の話を……。

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