《MUMEI》

アンパンマンは、その声色と発せられた言葉に驚愕する――…!



A常務「こ!この声は…!?」



それは昨日、北海道近海で消息を絶ったはずのバイキンマンの肉声だった。



A常務「何故、館内放送からバイキンマンの声が…!?」



J社長「そうじゃ!バイキンマンの奴、死んだはずでは…!?」



ジャムおじさんも驚きの表情を隠さなかった。



だが、そんなジャムおじさんの些細な疑問は、後に続く音声の前に儚くも意味を失うのだった――…。



館内放送『私だ…。』



館内放送『おぉ!…アンパンマンか…?


久しぶりだなぁ…クククク…』



A常務&J社長「「!!!!?」」

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