《MUMEI》
その後の話し合い
それから


エアーは、キセノンとネオン


そして、最終的にクーの説得で、例の怪しい栄養剤が入ったワインボトルをクーに手渡した。


俺のあの苦労は一体!


落ち込み続けるアルゴンをよそに、話し合いが行われ


成分分析の為に、ネオンが栄養剤を少量もらう事


できれば成分分析が済むまで、エアーが栄養剤を飲むのは我慢してほしいが、どうしてもほしい時は、摂取は少量にする事


体調が悪くなったら必ずすぐに誰かに言う事


を、エアーに約束させた。


また、栄養剤の管理は、エアーの希望でクーがする事になった。


「いい? クーちゃん。可愛くエアーちゃんにお願いされても耐えるのよ」

「そうよ、クーちゃん」

「だ、大丈夫」


…多分


そんなやりとりを見て


「クーが駄目なら俺が!」


アルゴンが立候補したが


「「却下」」

「ダメ」

「や」


全員に拒絶された。


ちなみに、上から


ネオンとキセノン


クー


エアーの順である。


「もう家事しねーぞ!」


最後の手段とばかりにアルゴンは叫んだがその後のネオンとキセノンは、…クーが目を反らし、エアーを連れ出すほど恐ろしかった

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