《MUMEI》
自己紹介も突然に







何が起こったんだ?

地面と空が逆転している
体中が動かない








―薄れゆく意識の中





「あぁ…僕は」


「死ぬのか」



だけどそれもいいか、なんて思う自分が居て






「何にも良いことなかったなぁ…」







最後に目にしたのは

綺麗な綺麗な桜

ロマンチックな死に方なんて似合わない

誰かがそう言った気がした












…………









もう一度目をあけると

そこはいつもと変わらない自分の部屋

いつもと変わらないベッドの上













「何がどうなったんだ?」

思わず声に出してしまう












「あ、起きた起きた!」




部屋の中から女の声!?


慌てて振り向いた
そこには…







「あんた、も少しで死ぬとこだったんだよー?」





何がどうなったんだ?








圭祐の瞳に映ったのは―











「あ、私ラズ、よろしくね♪」












金の髪を靡かせ
黒の衣を纏った


可愛い女の子だった

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