《MUMEI》
赤く染まるシーツ
……………




圭祐はうまく状況が飲み込めなかった。

そして、静かに

『あぁ僕は死んだんですね?』

『死んでないよ?♪』

『じゃあ夢なんですね??』

『夢じゃないよ?♪』

『わかりました。何かの新手の勧誘ですね???』

『勧誘って何?♪』

『詐欺か!詐欺ですね!?』
とベッドから起き上がり声を荒げた圭祐に対しラズは、驚き

『もううるさい!この空気!!』

と平手打ちを圭祐の頬に放った!


『ウゴブゥッ!!』

仰け反りベッドに沈む圭祐。血に染まるベッドのシーツ。

『うぁ!ごめん!力入りすぎちゃった!☆』

『実は私ランプの精なんだけどまだ見習いなんだ、、、』

『だから今無料で願いを叶えていっぱい人助けをして立派なランプの精になるんだ♪』

『あんたもっと生きたいって願ったでしょ?』

『人を生き返らすのはダメだけどあんたの場合は重症だったから朝まで時間を戻して助けたんだよ♪』

『ありがたく思いなさいよ。』

『???』

返事がない。ただの屍のようだ。

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