《MUMEI》
再会はラビリンス
再び目をあける

そこには誰もいなかった
確かに自分の部屋

確かな空間





「あの子は何だったんだ…」


まだ頭がクラクラする

平手打ちどころか鈍器で殴られた様な感覚だった

きっと悪い夢でも見てるんだ

そう思う方がいくらか現実的だ





だけど…






ふとケータイを見れば
変わっていない日付
繰り返されている現実











頭が変になりそうだ



「…うん、全部夢って事にしとこう」

「時間が戻るとか有り得ないし」

「でも、可愛かったなぁあの子…」





同じ朝食をとり
家を出る

両親は共に海外に仕事に行っていて

家には今は僕しかいない




数ヶ月前―

「圭祐、父さん今度こそブリキン島のラビリンスを攻略してやるんだ」

そう言い残して母と旅立っていった父は
子供の様な笑顔だった

一体それがどういった仕事になっているのかは甚だ疑問だが。






まぁそれはさておき

学校にもうすぐ到着する。
舞う桜吹雪



ついに高校生活が始まるんだ。
「友達とか彼女とk
「へー!ここが学校なんだぁ♪」







恐る恐る後ろを振り返る

そして

言葉を失った。











「どしたの?」



桜吹雪の中

1人凛と立つ
金色の髪
黒の衣

じっと見つめられるその瞳を見つめたまま

圭祐は叫んでいた

「ちょ、おま、何でいるnえxj.p2うm!1!?!?」




まだあどけないその表情は
首を傾げながら言ってのけた



「ゆったでしょー?」

「ランプの精(見習い)だって♪」
















頭が変になりそうだ。

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