《MUMEI》
知る事
アリサ 「もう2時ね…」

姉さんが言った

隆司 「ホントだ…大晦日だ ね」

アリサ 「自分を知らなきゃ 、始まらないわよね」

隆司 「うん」

アリサ 「…隆司、やっと笑 顔になったね」

隆司 「俺も、前に進まなき ゃね」

アリサ 「うん」

隆司 「ねぇ?聞いても言い ?」

アリサ 「うん」

隆司 「男とのエッチは、俺 が一番 って言ったよね? 、」

アリサ 「う、うん…」

隆司 「女とも?…」

アリサ 「ち、ち、違うわよ …」

隆司 「……嘘かぁ…」

アリサ 「嘘じゃないょ…」

隆司 「……」

アリサ 「…自分でスルとき は…」

隆司 「姉ちゃん、自分でス ルの?!」

アリサ 「な、何よ、隆司だ ってシテるでしょ!」

「何、ニンマリ顔してるの よ!」

パシッ!

姉さんに叩かれた

隆司 「痛いなぁ、もぅ」

アリサ 「へ、変な事、聞く からでしょ!」

隆司 「…アリサ姉さん」

アリサ 「何よ!」

照れ隠しかな…

怒ってらぁ…姉さん…

隆司 「俺、姉さんとエッチ したい」

アリサ 「…」

隆司 「先がどうなるかとか わからないけど」

「アリサ姉さんを、凄く大 事に思ってるし」

「今は、覚悟の上で、姉さ んを求めてる」

アリサ 「…覚悟って…何よ …」

隆司 「過ちをおかす、覚悟 、」

「性欲も、姉さんに向いて る」

「めちゃくちゃにする程、 エッチしたいと思ってる」
「あんな奴らに姉さんを… 悔しくて、たまらない…」
「それが、今の俺の気持ち かな…」

「姉さんを、彼女にして、 守りたい」

「そう、思うんだ…」

「だから…」

「無理強いはしないよ…」

「今の、俺の気持ちを、姉 さんに伝えたかった」

アリサ 「…」

隆司 「無茶苦茶だよね…」

「俺が言ってる事…」

「けど、本音なんだ」

アリサ 「うん……」

隆司 「これからも、一緒に 暮らすんだから」

「ハッキリ言っとかなきゃ って、思ったんだ」

「俺が邪魔なら、ハッキリ 言ってほしいしさ…」

アリサ 「邪魔なわけないで しょ」

隆司 「何かの見返りってな ら、嫌だからね…俺…」

「邪魔じゃないなら、側に 居て、姉さんを守るよ」

アリサ 「……」

何か、スッキリした、気持ちだった

俺は、背伸びをして

隆司 「風呂、入ろうかな」

そう言って、風呂を沸かしに行ったんだ

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