《MUMEI》

A常務「ジャムおじさん!しっかりして下さい!目を開けてくださいィ!!」



――… カシャ!カシャカシャッ!!カシャカシャッ!!! カシャッ!カシャカシャッ!!カシャ!カシャカシャッ!!!



懸命にジャムおじさんを介抱するアンパンマンに浴びせられたのは、おびただしいフラッシュの閃光と鳴り止まないシャッター音だけだった!



鰹節マン「もしもし!?救急車をお願いします!」



鰹節マン課長も携帯電話を耳にあて、必死の形相で叫んでいる!



その時―――…



館内放送『この!…汚らわしいバイキン野郎が!!』


―――… ピッ!



音声データを再生する館内放送は、怒りに任せて吐き捨てた雑言を最後に、終わりを告げた――…。



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