《MUMEI》 「七生さんってスキンシップ多いわね。特に木下二郎に。」 普段の何百分の一くらいにセーブしてたのに二郎に触りすぎていた? 「その次はマロージャーです、理由はお腹がちょっと柔らかいからです。」 上手く話逸らせたかな? 「パパには絶対に触らないで!」 嫁、俺に似てるな。 本当なら二郎と帰りたかったけど一旦会社でマロージャーと打ち合わせがあるらしくて嫁と帰る羽目に。 「マロージャーって人前で甘えさせてくれてるもんな〜羨ましい。俺も腕組んだり、内緒話を耳打ちしあったり、お互いにもたれ掛かって恋人繋ぎしたりしたいな。」 でもって信号待ちの合間にキスしたいな…………………………………………………………殴られるな。 「えっ、そんな物好きが世の中には居るの!」 恋人って言えよ。 「超絶美人に愛されてるんだからね。」 「美の基準って色々あるものね。」 励まされた……。 「ほ、本当だし!」 「はいはい。」 信じてくれない……。 悔しい、二郎に励ましてもらおう。 前へ |次へ |
作品目次へ 感想掲示板へ 携帯小説検索(ランキング)へ 栞の一覧へ この小説は無銘文庫を利用して執筆されています。無銘文庫は誰でも作家になれる無料の携帯・スマートフォン小説サイトです! 新規作家登録する 無銘文庫 |