《MUMEI》 そして、放課後5「悪い」 別にそんなつもりはねーけど、話し合いの邪魔をしたのは確かだから、すぐに謝った 「わ、わかればいいんだよ」 「まぁ、当然だな」 偉そうな事を言いながら、一ノ宮先輩は何故か顔を赤くし 会長は、咳払いをして、書類を手に取った けど 「それ、逆」 「俺は逆でも読めるんだよ!」 「そ、そうか」 「そうだ! 黒崎、成瀬!早く説明始めろ! 高橋と神澤 それに真中も席につけ!!」 …そんなに怒鳴らなくても 「「ははははい!」」 皐月と成瀬先輩が見事にハモった この二人、似てるかも 「誠、ここ」 何故膝を叩く、神澤 「「神澤!」」 また会長と一ノ宮先輩が怒り出すし 「それでは、始めましょうか。高橋君は私の隣に来て下さい。 私は君の殺気も平気だし 邪念ありませんから」 「…邪念?」 「えぇ」 わけわかんねー けど、にっこり微笑んだ黒崎先生に誰も反論しねーから、言う通りにした 前へ |次へ |
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