《MUMEI》 形たまに行く学校 話し掛けてくるのは教師だけ 俺に絡んだ奴らの中には、退学者も居るし 何より顔の傷かな… 目障りな奴らが絡んで来ないのは楽だった まぁ、卒業したら、縁無い奴らだしね 俺的には、都合の良い環境になったかな 単位は足りてるから 卒業は内定だろうしね 学校に、何の意味も無い 友人すら、作れなかった俺にはね ……… 誰とも話さず、学校を後にした ……… 隆司 「ただいまぁ」 アリサ 「おかえり」 「大丈夫だった?」 「嫌がらせとか、無かった ?」 隆司 「無いよ」 アリサ 「うん、なら、いい んだけど…」 隆司 「俺は大丈夫だよ」 「姉さんが心配だよ」 アリサ 「私は平気よ」 「隆司が居るから」 …なんか…照れる… ……… 俺と姉さんは、引っ越し先を探してた 雑誌やネットで、たくさん調べたけど なかなか都合良い所が見つからなかったんだ テーブルの上には 姉さんが調べ事をしてたのか、 沢山の本や書類があった アリサ 「私、もうちょっと 、かかるから」 隆司 「うん」 「じゃぁ俺、飯作るよ」 アリサ 「うん、ありがと」 …… 税理の本があったなぁ 食事の支度をしながら、姉さんを見た …あらためて考えると… 凄い事だよな… …姉さんと…エッチしてるって… …… しかも…生だし…… …お尻まで…… …同級生の中でも、そんな経験してる奴なんて、居ないだろうなぁ… ……しかし… 姉さん、ホント、綺麗だなぁ… …… 俺も、しっかりしなくちゃな どうしたら、姉さんの手助け出来るかなぁ? …… 姉さんは、 不動産、賃貸経営を考えてた 父が残してくれた土地があるから 建物、建ってないと、税金がバカ高らしい お金の事、姉さんに任せっぱなしだしな 俺も勉強してみようかな ……… 前へ |次へ |
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