《MUMEI》

「ふぅ。」
一息つく。やっぱりシリアスモードはつかれるな。何か変態的なことがしたくなってきた。

「というわけで、そい!」
マイズボンを下ろした。……ついでにマイパンツも下りた。こっちは予想外。

「っ!死ね〜〜!!」

ばがっ!!

「とりにてぃっ!!」
直視してしまったリンに殴られた。ちなみに、オレの断末魔の叫び声はシリアスモード解除、露出、マゾヒストの三位一体の快感を表している。うん、じつはオレけっこう変態さん。

………
……


「ったく、ちょっとかっこいいかと思ったらすぐバカになるんだから……。」
ガソリンを入れつつリンが話す。ガソリンは車のタンクに満タンと事務所内にあった灯油タンクにも入れることにした。

「……え?オレかっこよかった?」
またもや、頬に湿布を貼る。…リンって普通にグーで殴るんだよな…。被害者側としては改善して貰いたいポイントである。

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