《MUMEI》 赤高ベンチ。 「…やっぱ椎名の力十分に発揮できんのはトリッククロスだったか。」 クロが呟く。 「確かに今のシュートは凄かったな。」 ハンド経験のない安本もそれに気付いていた。 「まぁ〜今のロングもそうなんすけど。」 クロはぶつぶつと話していた。 「…それだけじゃないんですか?」 話を聞いていた千秋が割って入る。 「…トリッククロスはマッハクロスと違って結構しっかりしたフォーメーションだからね。 ある程度の形が決まってる。」 「その割りには色々形変わってません?」 佑香も割って入る。 「何だ。 皆案外トリッククロスのことわかってないんだな。」 「俺選手じゃないし。」 ※安本。 「あたしマネージャー。」 ※佑香。 「えっ…お…俺はぁ…」 ※千秋。 「おめ〜が覚えてないのはまずいだろ。」 ※クロ。 前へ |次へ |
作品目次へ 感想掲示板へ 携帯小説検索(ランキング)へ 栞の一覧へ この小説は無銘文庫を利用して執筆されています。無銘文庫は誰でも作家になれる無料の携帯・スマートフォン小説サイトです! 新規作家登録する 無銘文庫 |