《MUMEI》
そして、放課後13
「み、光貞…」


口に出したら睨まれた


ただし、本当にほんの一瞬


その後は、またあののほほんキャラになって、改めて遅刻した事を皆にヘコヘコ謝ってた


あの


自分と仲間以外は虫ケラのように扱うミツが、…


不気味だ


そして、報告会が終わり、俺と鳳凰寺


皐月と和彦は寮に帰る事になった


残りは、まぁ…お泊まり、らしい


「女がいてもすぐヤレるわけじゃねーからな」


とりあえず、会長


…殴っていいか?


本気で殺意が芽生えたけど、相楽の目が『やめて』と訴えたからやめた


寮へは歩いて帰るつもりだったけど、ミツが送ってくれる事になった


車は、中等部生徒会用だという


真っ白いリムジンだった


運転は超安全運転


当時、Fのエースと暴走してたとは思えねー


「あ」


神澤に返事すんの忘れた


気付いた時には車は寮に着いていた


「もう夕飯ギリギリですよ(間抜け)」

「う…」


本性を知っているせいか、本音がはっきり聞こえた


「では」


ミツはすぐに車を発進させた

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