《MUMEI》
鮎川forever
『ふぅ、、、全くあいつら、、、』


とため息をつきながら佳祐は登校する為、校門を抜け校舎に足を向けていた。


『朝から散々だった。。。』


と肩を落とした。



ーーーーーーーーーーーーーー



『この鐘達を学校から帰って来るまでに全部元に戻しといて下さい!』

と叫ぶ佳祐。

『えぇ!なんで!?佳祐が欲しいって言ったんだよ!』
と叫ぶラズ。

『ラズ様に無礼な口を叩くな!フナムシがっ!』

と叫び尻尾を帯電させるモンブラン。



『僕はお金が欲しかったんだよ!ていうか何その尻尾!ピ○チュウかっ!ピカチ○ウなんかっ!このデタラメモンスターがっ!とにかく時間無いんでもう学校に行きますから!全部ちゃんと元に戻しといて下さいね!』


と家をあとにしたのだった。




ーーーーーーーーーー


キーンコーン♪

カーンコーン♪

始業の放送がなった。


席に座り担任を待っていると

ガラッ

と引き戸が開いた。

コツコツ、、、

教壇に立つ担任は昨日とは違う40歳前後の男性教諭だった。

だが、明らかに顔面に三本の傷があり恰幅がよく短髪で風貌が完全にあっちのスジの方だった。



静まる教室。


驚きを隠せず下を向く生徒達。


そして、、、甲高い声が聞こえた。


『アチシが!コホン。』


(いきなり噛んだー!!!!そして声たけぇぇぇ!!!!)


と心がシンクロした一同。

続けて

『アタシが今日から貴方たつぃ!コホン。貴方達の担任になりました。五条春夏!42歳!男!独身です!』

(噛んだ上にはるかって可愛い名前だぁぁぁぁぁ!!)
またもや心がシンクロした一同。

続けて

『みんな今日から仲良くしませう!コホン。しましょうね!』


(だから噛みすぎぃぃぃ!)
とシンクロ率200%に到達した一同。


『ごめんね。。なんか緊張しちゃって。。先生。。。男の子にしか興味ないの。。』

(いきなりなに言い出すんだこの人ぉぉぉぉ!!)

もうシンクロ限界な一同。

『やだっ!ごめんね!先生はいつでもKOだぞっ★じゃなくてOKだぞっ★』


(こっちがKOだぞっ!つかNoooooon!)

男子生徒の心の悲痛なシンクロがこだました。

『じゃあアタシのお気に入りの生徒(男子)を決める為に自己紹介をお・ね・が・い★』


(お願いこっち見ないでぇぇぇぇぇ!!!!)

と男子生徒の悲痛な叫びpart2



そんなこんなで全員の自己紹介が終わり。

初日という事で授業もなく昼過ぎまでパンチの効いた担任と生徒でレクリエーションを行い帰る事になった。

帰り道章吾と語り合っていた。

『いやぁすげぇ担任になったなぁ。二川?』

『そうだね。ビックリだよね』

『でも良かったな!俺達じゃなくて鮎川ってやつがお気に入りになったみたいで、、、』

『うん。そうだね。。でも帰りのホームルームの時間で『鮎川君後で体育用具室に来なさい』って言われてたね、、、』

『そうだな、、、』



一呼吸し二人は清々しく
『忘れよう、、、』

と言った事は忘れられない。



章吾に別れを告げ家に到着した佳祐。
そして、、、

『おっかえり〜♪』

可愛いラズの声が聞こえた。

『あぁ。。。ちょっと幸せかも。。。』

と思う佳祐だったが。

『!?』


『なんじゃこりゃぁぁぁ!!』

と佳祐が叫んだ!!

家の庭を鉄のような固まりが液体のように一面に広がっていた。


『えっ?だって佳祐が全部元に戻し溶いて下さいって願ったから♪』


『ちっがぁぁう!元の場所に返して欲しかったの!泣』


『あっ!ひっくり返して欲しかったの!?ごめんね!焦』




『あぁ!!もうファンタスティック!!!!』





ニュースにはなったがちゃんと元の場所に返しましたとさ。(液体で)
ちゃんちゃん♪

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